男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は7日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク107位の
M・マクドナルド(アメリカ)が同67位の
錦織圭を6-4, 3-6, 7-5のフルセットで破り、ツアー初の決勝進出を果たした。試合後には「試合を通して集中し続けられたことが、この試合のカギだったと思う」と明かした。
26歳のマクドナルドはこの試合、第1セットを先取して続く第2セットでも第3・第5ゲームをブレークして試合を有利に進める。その後錦織に追いつかれたファイナルセットでは、互いにキープしあう展開になるも第11ゲームから2ゲームを連取し、2時間45分の激闘を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでマクドナルドのコメントを掲載し「今の自分のレベルの高さとプレーがとてもうれしい。数年前の自分ではできなかった」と振り返った。
「決勝へ行けることにとても興奮している。初めての決勝だ。そしてワシントンD.C.であることも、すごく特別だ」
ツアー初優勝をかけた決勝では第5シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク130位の
J・ブルックスビー(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
一方敗れた錦織は、2019年1月のブリスベン国際(オーストラリア/ ブリスベン、ハード、ATP250)以来 約2年7カ月ぶりのツアー決勝進出とはならず、また2015年以来6年ぶり2度目のシティ・オープン制覇を逃した。
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