男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は7日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク67位の
錦織圭は同107位の
M・マクドナルド(アメリカ)に4-6,6-3,5-7のフルセットで敗れ、2019年1月のブリスベン国際(オーストラリア/ ブリスベン、ハード、ATP250)以来 約2年7カ月ぶりの決勝進出とはならなかった。
>>YouTube 【清水 悠太】ラケバ公開、錦織 圭からの助言とは。インタビュー前編<<この試合、序盤から激しいストロークの打ち合いとなり第1ゲームから2度のブレークチャンスを握られるもこれをセーブ。しかし第3ゲームでは強烈なフォアハンドで主導権を握られボレーを決められるなど先行されると、最後はバックハンドがネットにかかりブレークを許す。
その後も強烈なバックハンドのダウンザラインを放たれるなど苦しんだが、第6ゲームで鋭いリターンエースを決めブレークバックに成功。それでもリターンから積極的にネットへ出てくるマクドナルドのプレーに対応できず第7ゲームで再びブレークを奪われ第1セットを落とした。
第2セットでも序盤からドロップショットを放つなど思い切りの良いプレーをするマクドナルドに攻め込まれた錦織だったが、第2ゲームでバックハンドのショートクロスウィナーを決めブレークを奪う。第3ゲームでブレークバックを許すと流れはマクドナルドに。第5ゲームではフォアハンドウィナーを決められるなど先行されると、最後はダブルフォルトを犯しブレークされる。それでも第6ゲームでブレークバックを再び返しスコアを戻すと第7ゲームではサービスエースを決めキープ。直後の第8ゲームではミスを重ねたマクドナルドからブレークを奪い第2セットを獲得した。
ファイナルセット、疲労が見える両者だが互いにサービスゲームのキープが続く。ゲームカウント5-6で迎えた第12ゲームでこのセット初めてとなるブレークを奪われ力尽きた。
31歳の錦織はこの試合に勝利すれば2019年1月のブリスベン国際(オーストラリア/ ブリスベン、ハード、ATP250)以来 約2年7カ月ぶりのツアー決勝進出となっていた。
また、シティ・オープンでは2015年以来6年ぶり2度目の優勝を狙っていたがそれも叶わぬ結果となった。
勝利した26歳のマクドナルドはツアー初の決勝に進出。初優勝をかけて第5シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク130位の
J・ブルックスビー(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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