世界ランク196位の
V・トロイキ(セルビア)は、23日に行われたテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の男子予選2回戦で第22シードの
B・ナカシマ(アメリカ)に2-6, 7-5, 3-6のフルセットで敗れ、現役引退となった。
>>錦織らウィンブルドン対戦表<<>>錦織vsポピリン 1ポイント速報<<今年のウィンブルドンを最後に現役を引退することを発表していた35歳で元世界ランク12位のトロイキは、この試合で19歳のナカシマに対し1時間53分で力尽きた。
27日、プロテニスからの引退を正式に発表した35歳のトロイキは、セルビアのテニスの黄金時代に、幼なじみで現世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)や既に現役引退している
J・ティプサレビッチ(セルビア)の影に隠れていたものの、国別対抗戦で世界的な活躍をしていた。
男子テニス協会のATPは公式サイトにトロイキのコメントを掲載し「素晴らしかった。私は自分が成し遂げてきたことに満足しており、子供の頃からの友人と一緒に夢を生きた。思ってもみなかったことを成し遂げたが、今は家で家族との時間を楽しみたいと思う」と語った。
「私は同年代の他の選手に比べて才能がなかったので、自分を証明しなければならず、トッププレーヤーになるためにさらに努力しなければななかった。私は決して諦めなかった。一緒に旅をして、一緒に競技をして、こんなに良い友達がいることは素晴らしいこと。」
ジョコビッチもトロイキに敬意を表し、「キャリアを積んでおめでとう。あなたを知っている私たちにとっては、悲しい日だ。僕たちは、8歳のときにセルビアで何度も対戦して以来、長い間友達だった。たくさん旅をして、ダブルスを組んで、ATPカップやデビスカップで優勝して、ツアーやコートで忘れられない思い出を作ってきた」と語った。
「友人として、同僚として、そして同胞として、あなたのキャリアを目の当たりにするのは、信じられないような旅だった。セルビアのテニスチームに対するあなたの献身は、信じられないほど前例がなく、セルビアの多くの世代の若いテニス選手に大きなインスピレーションを与えてきた。あなたが達成してきたすべてのことを誇りに思うべき」と世界ランク1位の同選手は付け加えた。
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