男子テニスのエミリア ロマーニャ・オープン(イタリア/パルマ、レッドクレー、ATP250)は28日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク63位の
S・コルダ(アメリカ)が第6シードの
T・ポール(アメリカ)を6-3,6-3のストレートで破り、キャリア初タイトルに王手をかけた。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<>>錦織vsジャンネッシ 1ポイント速報<<準々決勝で第8シードの
西岡良仁をストレートで下していた20歳のコルダはこの日も好調を維持。3本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得し、ポールのブレークを1度に抑えた。
リターンゲームでは5度のブレークチャンスのうち4度決め切る決定力を見せ、1時間22分で今年1月のデルレイビーチ・オープン( アメリカ/デルレイビーチ、ハード、 ATP250)以来 約4カ月ぶり自身2度目となるツアー決勝の舞台に駒を進めた。
初タイトル獲得がかかる決勝ではワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク104位の
M・チェッキナート(イタリア)と顔を合わせる。チェッキナートは準決勝で同80位の
J・ムナル(スペイン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはコルダのコメントが掲載されており「イタリアでイタリア人と対戦するのは大変だろうけど、たぶん凄く楽しいだろうね。また新しい経験が積めると思う。初めてのクレーコートでのツアー決勝だ。何が起ころうとも全力を尽くすつもり。良い試合ができることを願っているよ」と意気込みを語っている。
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