女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は2日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が世界ランク57位の
ゼン・サイサイ(中国)を6-0,6-4のストレートで破り、2019年以来2年ぶり6度目のベスト16進出を果たした。
>>錦織らマドリッドOP対戦表<<>>錦織vsハチャノフ 1ポイント速報<<2016・2017年の同大会を制しているハレプはこの日、ストローク戦でサイサイを圧倒。リターンゲームでは11度のブレークチャンスのうち6度を決め切るなど勝負強さを見せ、1時間19分で勝利した。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトでハレプは「最後のゲームは本当に集中していて、試合終了までやり遂げようと思っていた。彼女(サイサイ)は第2セット、とてもいいプレーをしていたと思う。素晴らしい勝利で、本当にうれしい。彼女がリズムを変えることはわかっていた。とても良いスライス、そしてハイボールを持っている。だから今日のような展開を予想していたの。その通りになって良かった」と振り返っている。
昨年の同大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。今年は2年ぶりの開催となるが、ハレプは2019年大会で
K・ベルテンス(オランダ)に敗れ準優勝に終わっていた。今年は2017年以来4年ぶり3度目の大会制覇を狙っている。
3回戦では第13シードの
E・メルテンス(ベルギー)と対戦する。メルテンスは2回戦で世界ランク22位の
E・リバキナ(カザフスタン)をストレートで下しての勝ち上がり。両者は6度目の顔合わせでハレプの4勝1敗。
ハレプは3回戦について「メルテンスとは何度か対戦したことがあり、彼女がどんなプレーをするのか、なんとなくわかっている。彼女はコートの内側に入ってきて、ベースラインに留まり、すべてのボールをハードに打つのが好き。難しいことはわかっている。厳しい戦いになると思うけど、私は自信を持って戦う」と意気込みを口にした。
同日には第5シードの
A・サバレンカや第11シードの
J・ブレイディ(アメリカ)、第16シードの
M・サッカリ(ギリシャ)らが16強入りを決めたものの、第2シードの
大坂なおみや第6シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)らは敗れ姿を消した。
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