男子テニスのセルビア・オープン(セルビア/ベオグラード、レッドクレー、ATP250)は24日、シングルス準決勝が行われ、第3シードの
A・カラツェフが第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を7-5, 4-6, 6-4のフルセットで破る金星をあげ、決勝進出を果たした。
>>錦織らエストリルOP対戦表<<>>錦織2回戦 1ポイント速報<<世界ランク28位のカラツェフは、今年2月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で予選からベスト4進出の快進撃を見せ、その時は準決勝でジョコビッチにストレート負けを喫した。
その後、今年3月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)でツアー初優勝を飾ると、この日は世界ランク1位のジョコビッチを3時間25分におよんだ死闘の末に退けた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはカラツェフのコメントが掲載されており「タフな相手との長く厳しい試合だった。200パーセントの力を注がなければいけない。壁とプレーしているかのよう。いいショットを何本も打たなければいけなかった。彼(ジョコビッチ)は簡単にポイントを与えてくれない」と振り返った。
「コートには勝つために向かった。コーチと話していた戦術を貫き通そうと努めた。全てのボールにファイトしなければならないし、それが成功の鍵だった。この勝利はテニス人生最大の勝利。世界ナンバー1の選手。本当にうれしいし、コートでは全てを出した。試合は長かった。今日のプレーには本当に満足している」
ツアー2勝目に王手をかけたカラツェフは、決勝で第2シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)と優勝を争う。ベレッティーニは準決勝で世界ランク126位の
ダニエル太郎をフルセットで下しての勝ち上がり。
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