女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ（ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500）は２３日、シングルス準々決勝が行われ、第１シードのＡ・バーティ（オーストラリア）が第６シードのＫa・プリスコバ（チェコ）を2-6，6-1，7-5の逆転で破り、ベスト４進出を果たした。

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世界ランク１位のバーティはこの試合、２度のブレークを許し第１セットを落としたものの、第２セットでは息を吹き返しストロークを中心に攻め込み３度のブレークに成功。セットカウント１－１に追いつく。

ファイナルセットでは５度のダブルフォルトを犯すなどサービスの安定感を欠いたプリスコバから１１度のブレークチャンスを創出し、そのうち２度ブレーク。２時間１分の熱戦をものにした。

女子プロテニス協会のWTA公式サイトにはバーティのコメントが掲載されている。

「第１セットではプレッシャーをかけることができなかった。プリスコバのサービスゲームが早すぎて私の方で彼女を自由にさせてしまった。でも、第２セットの第１ゲームから反撃のスイッチを入れることができたのは重要だった。そのあとはよりフィジカルな試合にするのが私の目的だったけど、最終的には自分のペースで進めることができた」

今季、１月のヤラ・バレー・クラシック（オーストラリア/メルボルン、ハード、WTA500）３月のマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000）に続く３勝目を狙うバーティ。準決勝では第４シードのＥ・スイトリナ（ウクライナ）と対戦する。

スイトリナは準々決勝で第７シードのＰ・クヴィトバ（チェコ）を逆転で下しての勝ち上がり。

同日には第２シードのＳ・ハレプ（ルーマニア）、第５シードのＡ・サバレンカが４強入りを決めた。

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