テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に女子シングルスに第3シードとして出場する世界ランク3位の
大坂なおみは6日に会見を行い、同日に棄権を表明したギプスランド・トロフィー(オーストラリア/メルボルン、ハード、WTA500)準決勝について説明した。
>>錦織ら全豪OP対戦表<<>>大坂なおみら全豪OP対戦表<<大坂は準決勝を棄権した理由について「2018年の北京の時のような、ちょっと肩に違和感のようなものがある。それがまた再燃してしまっている感じ。たくさんの試合を連日のようにプレーしていたから。でも私にとって今1番集中したいことは、全豪オープン前に十分な休養を取ること」と話した。
また、オーストラリアでの隔離期間についても言及。新型コロナウイルスの影響で普段とは違った準備をしていると明かした。
「ある程度は同じプロセスを踏んでいるけど、すぐ物事が変わってしまうかもしれないという可能性があることも認識している。数日前のように、試合が延期になったと知らされたり。だから気持ち的にはいつもルーティンを探そうとしている。今年の全豪オープンの場合はより柔軟でいるようにしている」
現在世界ランク3位の大坂は2019年以来2年ぶり2度目の全豪オープン制覇を狙い戦う。会見では2019年8月以来となる世界ランク1位への復帰についても意欲を示した。
「(1位を狙うことに)イエスと言えるかもしれないけど、前ほどそのことで苦しんではいない。初めて世界1位になった時は誰も自分が世界1だと認識していなかったって覚えている。みんなにあなたはどっちのドローにいるの?って聞かれたりしたの。ランキング1位の選手は、常にドローのトップハーフにいるはず。その事でみんなは私を世界1だと思っていないんだと感じた」
「あれから自分自身の力を証明しようとし続けてきた。それはあまり良い心持ちではなかったと思う。今はとても良い位置にいると感じてる。全ての試合をできる限り一生懸命プレーしたいだけ。また1位になれるようなところへきたとしたらそれは受け入れるけど、以前のようにもう追い求めてはいない」
8日に開幕する全豪オープンでは1回戦で世界ランク39位の
A・パブリュチェンコワ(ロシア)と対戦する。
[PR]「全豪オープンテニス」
2月8日開幕!WOWOWで連日生中継■放送&配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・錦織に「きつい状況」と理解・出場停止受け入れ 全豪欠場へ・錦織「頭と体が一致してない」■おすすめコンテンツ
・テニススクール コンシェルジュ・レンタルコート予約・世界ランキング