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カナダ 昨年の雪辱果たせるか

デニス・シャポバロフ、ミロシュ・ラオニッチ
(左から)シャポバロフとラオニッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATP公式サイトは31日、世界ランク12位のD・シャポバロフ(カナダ)ら国別対抗戦ATPカップ(オーストラリア/メルボルン、ハード)に出場するカナダ代表チームのコメントを掲載した。

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ATPカップは昨年新設された団体戦で、カナダ代表は2年連続の参戦。シャポバロフは第1回大会も出場しており、昨年はS・チチパス(ギリシャ)A・ズベレフ(ドイツ)らを破るなど活躍し、チームの8強入りに貢献した。準々決勝ではN・ジョコビッチ(セルビア)を擁するセルビアと激突。シャポバロフはジョコビッチにフルセットで敗れている。

今年の同大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で縮小し開催。12カ国が3チーム4組に分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各組成績上位1チームが決勝トーナメントに駒を進めることができる。

カナダ代表は昨年敗れたセルビア、そしてズベレフ率いるドイツと予選を戦うこととなった。

シャポバロフはグループ分けについて「エキサイティングな組だね。去年、彼(ジョコビッチ)とは素晴らしい試合ができた。今は自信を持てているよ。練習では本当に良いテニスができている。もちろん、まだシーズンが始まったばかりだからあまり期待はしていないんだ。ただ、自分のレベルがどの程度なのかを確認するだけ。ここでプレーし、試合に出ることができる。特にこのチームと一緒に試合に出ることができて、とても楽しいよ。このような大会は、僕が最も楽みにしていることだ」と話した。

また、カナダチームのキャプテンでありダブルスメンバーとして選出されているP・ポランスキー(カナダ)は「この組み合わせは大会がいかに競争力のあるものか示しているね。昨年は準々決勝でセルビアに負けてしまったけど、今回はグループリーグから当たる。でも、楽しみだよ。非常に強いチームが揃っている。この大会は全体的に質の高い試合が多くなりそうだ」と語った。

一方、今年が初の出場となる世界ランク15位のM・ラオニッチ(カナダ)は「この大会に出場できることをうれしく思っているし、彼らと一緒にプレーできることを切望しているよ。僕にとって、いつも少し長い休みは良いことなんだ。僕らが慣れ親しんでいるオフシーズンの2倍の長さになってしまったけど、体調を崩すことなくトレーニングをすることができた。これからが楽しみだ」と大会への意気込みを語った。

カナダ代表はシャポバロフ、ラオニッチ、ポランスキー、S・ディエス(カナダ)となっている。

<2021年ATPカップのスケジュールは以下の通り>

1日目
・デイセッション 現地時間2日の10時(日本時間2日の8時)から開始
グループA:セルビア×カナダ
グループC:オーストリア×イタリア

・ナイトセッション 現地時間2日の17時30分(日本時間2日の15時30分)から開始
グループB:スペイン×オーストラリア
グループD:ロシア×アルゼンチン

2日目
・デイセッション 現地時間3日の10時(日本時間3日の8時)から開始
グループA:ドイツ×カナダ
グループC:イタリア×フランス

・ナイトセッション 現地時間3日の17時30分(日本時間3日の15時30分)から開始
グループB:ギリシャ×オーストラリア
グループD:ロシア×日本

3日目
・デイセッション 現地時間4日の10時(日本時間4日の8時)から開始
グループA:セルビア×ドイツ
グループC:オーストリア×フランス

・ナイトセッション 現地時間4日の17時30分(日本時間4日の15時30分)から開始
グループB:スペイン×ギリシャ
グループD:アルゼンチン×日本

4日目
・ナイトセッション 現地時間5日の17時30分(日本時間5日の15時30分)から開始
準決勝:グループAの勝者×グループDの勝者
準決勝:グループBの勝者×グループCの勝者

5日目
・ナイトセッション 現地時間6日の17時30分(日本時間6日の15時30分)から開始
決勝戦

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