男子プロテニス協会のATP公式サイトは4日、元世界ランク3位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)のチャレンジャー大会初優勝を特集。当時17歳のデル=ポトロのキャリア初期を振り返った。
>>【YouTube】ユニクロからロジャー・フェデラー”RF”キャップが登場<<世界ランク152位で32歳のデル=ポトロは昨年6月のフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、 ATP500)で足を滑らせ、右ひざを負傷して以来、約1年半ものあいだ公式戦でプレーができておらず、今年5月にはセバスティアン・プリエト氏とのコーチ関係終了を発表。8月には再び右ひざにメスを入れるなど復帰に時間がかかっている。
ATPは、シングルスツアーで22個のタイトルを持っているデル=ポトロが当時17歳1カ月という年齢で成し遂げたチャレンジャー大会初制覇を特集。その大会は2005年10月に行われたウルグアイ・オープン(ウルグアイ/モンテビデオ、クレー、ATPチャレンジャー)で、デル=ポトロは若き
F・フォニーニ(イタリア)らを破り決勝に駒を進めると、当時世界ランク112位の
B・パシャンスキ(セルビア)をフルセットで下しトロフィーを手に入れた。
この年齢でのチャレンジャー大会優勝は15年が経った現在も南米出身選手では最年少の記録となっている。
ATP公式サイトでデル=ポトロは当時について「初めてのチャレンジャータイトルだったことを覚えているよ」と語った。
「2005年のウルグアイでのことだ。ここで優勝してから、初めて自分がプロのテニスプレーヤーになったような気がしたんだ。自分のプレーを信じるようになったし、一緒に仕事をしている人たちにも自分が将来どれだけいい選手になれるかを伝えることができた。このタイトルを獲得したことで、かなり良いキャリアを積んだと思う」
デル=ポトロはその後も順調に成長。2007年にはマドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、ハード、ATPマスターズ)で
T・ロブレド(スペイン)を破り、トップ10プレーヤーから初勝利を奪うと、2008年にはメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、クレー、ATPツアー)で
R・ガスケ(フランス)を下してツアー初のタイトルを獲得した。
「(チャレンジャー)はATPツアーの前のステップ。学び、成長するために本当に重要な大会なんだ。これらはとても大きな意義のある大会でどれも非常に大事なものだと思う」
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