テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は16日に公式サイトを更新し、来年開催予定の同大会について、新型コロナウイルス感染拡大を考慮したうえで計画を進めていることを報告した。
>>YouTube 東京国際大学テニス部に潜入! 灼熱の炎天下で選手と対決<<ウィンブルドンは今年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会の中止を決定。現時点では来年の6月28日から7月11日にかけての開催を予定している。
ウィンブルドンを運営するオール・イングランド・ローン・テニス・クラブ(AELTC)は公式サイトで「来年の大会計画に積極的に取り組んでいる。ウィンブルドン開始までまだ数カ月あることを考慮して、現時点では複数の運営シナリオを検討している」と公表。
「これらのシナリオは3つの大まかなカテゴリーに分類される。フルキャパシティでの大会、縮小されたキャパシティでの大会、そして無観客での大会だ。これらは全て、政府や公衆衛生のガイドラインの状況に左右される。最優先事項は、今後も選手やゲスト、スタッフの健康と安全。私たちは、現在進行中のコロナウイルスのパンデミックによってもたらされる様々な課題や機会を理解するために、スポーツ業界の他の企業と同様に、関連する政府や公衆衛生当局と緊密に協力していく」
AELTCの最高経営責任者であるサリー・ボルトン氏は「2021年に開催される大会の構成を考えることは、我々の最優先事項であり、現在はその優先事項を実現するためのシナリオ計画に積極的に取り組んでいる」とコメントした。
また、同日には新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける人々への支援事業も継続していくことも報告。これまでは1日200食の食事提供や寄付などを行ってきたが、それに加え、今年の大会で使用予定だった約3万枚のタオルを支援団体などを通じて寄付することを発表している。
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