テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク35位の
錦織圭は同74位の
S・トラヴァグリア(イタリア)に4-6, 6-2, 6-7 (7-9), 6-4, 2-6のフルセットで敗れ、6年連続7度目の3回戦進出とはならなかった。会見では「プレーは、かなりよくなってきている。いっぱいテニスして、いっぱい試合するしかない。回数をこなすしかないと思う」と復活へ向けて手応えを得ていた。
>>ナダルら全仏OP対戦表<<錦織にとって全仏オープンは、復帰後4大会目。この日3時間53分におよんだ死闘の末に敗れた錦織は「悪いところの方が今は多い。悪すぎはしないので、そこが唯一の救いです。ボールの感覚が乏しい中で振り切っていくしかない。テニスを何カ月もしていないと、必ず通らないといけないところ」と語った。
今後、錦織は12日からのサンクトペテルブルク・オープン(ロシア/サンクトペテルブルグ、室内ハード、ATP500)に出場予定。
一方、勝利したトラヴァグリアは3回戦で第2シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは2回戦で
M・マクドナルド(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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