男子プロテニス協会のATP公式サイトは16日、世界ランク25位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)の「知っておきたい5つのこと」として紹介した。
>>YouTube テニス365チャンネル<<【ダニエル 太郎】後編 ラケットバッグの中を公開、苦悩の2019年を明かすキャリア全体で4度のシングルスタイトルを獲得している28歳のカレノ=ブスタは、2017年に自己最高の世界ランク10位を記録。今シーズンは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で3回戦に進出すると、ABNアムロ世界テニス・トーナメント( オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)ではベスト4入りを果たした。
ATPが特集した5つは以下の通り。
1,下のカテゴリーで大成功をおさめた
2011年から2015年にかけて、カレノ=ブスタはATPチャレンジャーを中心に活躍。11度の決勝に駒を進め、その全てで勝利をおさめた。そのうち2試合は
D・ティーム(オーストリア)と
R・バウティスタ=アグ(スペイン)だった。さらに、フューチャーズのカテゴリーでは2013年に35連勝を記録し、7つの大会を制覇している。
2,彼にとってのアイドルは
J・C・フェレーロ(スペイン)幼いころ、カレノ=ブスタは同国のヒーローである世界ランク1位のフェレーロに憧れていた。スペインのアリカンテにあるJCフェレーロ・エクエリート・スポーツ・アカデミーで練習を行っていたこともある。
3,グランドスラムでの成功は2017年に訪れた
2017年のグランドスラムでキャリア最高を記録した。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では
G・ディミトロフ(ブルガリア)や
M・ラオニッチ(カナダ)らを破り準々決勝に進出。全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では
D・シャポバロフ(カナダ)、
D・シュワルツマン(アルゼンチン)らを下し準決勝に駒を進めた。
K・アンダーソン(南アフリカ)に敗れたものの、その後自己最高となる世界ランク10位に上昇した。
4,地元のサッカークラブを応援
カレノ=ブスタは1978-79年のスペインリーグで準優勝を果たしたスポルティング・ヒホンのファンだ。自身のSNSなどにチームのことを投稿し、稀に試合を観戦している。
5,昨年、チャンピオンの輪に戻ってきた
昨シーズン、9月の成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)で2年4カ月ぶりのタイトルを獲得した。
R・アルボット(モルドバ)や
B・ペール(フランス)、シャポバロフ、
C・ガリン(チリ)らに勝利して決勝に進むと、
A・ブブリク(カザフスタン)を2時間5分の熱戦で下し優勝した。
タイトルを獲得した後、カレノ=ブスタは「僕はただハードワークをしただけ。今、4度目のツアータイトルを取ることができた」と語っている。
男子テニスツアーは現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で7月31日までの中止が発表されている。
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