男子テニス協会のATP公式サイトは11日、世界ランク16位の
D・シャポバロフ(カナダ)を特集した。躍進を遂げた昨シーズンの終盤の勢いについて語っている。
>>YouTube テニス365チャンネル<<<YouTube>几帳面に整理されたラケバの中を公開 【守屋 宏紀】インタビュー後編20歳のシャポバロフは昨年10月のイントゥルム・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内 ハード、ATP250)でツアー初優勝を飾ると、パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)では
F・フォニーニ(イタリア)、
A・ズベレフ(ドイツ)、
G・モンフィス(フランス)らを破り決勝へ進出。
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れたものの、準優勝を果たした。
シャポバロフは公式サイトで「シーズンの終わりは僕にとって本当に、本当に大きい前進だったと思う。けどこれはストックホルムの前から始まったと思っている。ウィンブルドンのあとに少し壁を壊せた気がするんだ。モントリオールでプレーした時、モチベーションとテニスへの情熱を思い出したんだ」と語った。
「自分のテニスができているように感じたし、ストックホルムでは良い大会にできるチャンスがあると本当に思っていた。だからトロフィーを掲げることができたんだ。その後は背中に心地良い重みが乗ってくるようになった。準決勝や決勝で負けた大会がこれまでもいくつかあったが、それらを乗り越えて獲得したストックホルムでのタイトルは僕にとってとても大きなものだったよ」
「シーズン終了までのいくつかの大会は自由にプレーした。僕の1年の目標はすでに達成したと感じていたから、パリでの年末は楽しむだけのものだったし自分もフォームを保ち大会を最後まで走り抜くことができた。あの1週間は本当に無意識に戦っていて、ハイレベルな選手を倒せた。自信になった大会だ」
テニスは現在、新型コロナウイルスの影響により7月13日までツアーが中断しているが、シャポバロフは自身のフェイスブックで「全力でこの事態に対応し、毎日命にリスクをかけてくれている方々に感謝を伝いたい。彼らはヒーローのようで、僕もとても刺激を受けた。多くの人がそうだろう。彼らのおかげだ」と感謝の言葉を述べている。
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