男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は31日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が第16シードの
S・ワウリンカ(スイス)を6-4, 6-4のストレートで破り、2017年以来2年ぶり7度目のベスト8進出を果たした。
>>ジョコらパリ・マスターズ対戦表<<22度目の対戦となったこの試合、ナダルはワウリンカに7本のサービスエースを決められたものの、2度のブレークに成功。1時間27分で勝利し、通算対戦成績を19勝3敗とした。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにナダルのコメントが掲載されている。
「サービスも良かったし、ボレーもうまくいった。集中してサービスを維持できたと思うし、サービスゲームは良かった。リターンは苦労してしまったが、スタン(ワウリンカ)は素晴らしいサービスを持ち、読むのが難しいのは事実だ。だから今回の勝利は本当に重要なものだった」
パリ・マスターズ初の制覇を狙う33歳のナダルは、4強入りをかけて、準々決勝で世界ランク35位の
JW・ツォンガ(フランス)と対戦する。両者は14度目の顔合わせでナダルの9勝4敗。ツォンガは3回戦で同36位の
J・シュトルフ(ドイツ)を逆転で下しての勝ち上がり。
ツォンガはナダル戦に向けて「このような試合は実力を向上させるのに適している。最高のプレーができればそれだけで有益になる。勝ち負けはあまり重要ではないよ。1回戦でラファ(ナダル)と対戦するのは問題だが、準々決勝で当たるのは普通のことだ」とコメントを残している。
同日には第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第7シードの
S・チチパス(ギリシャ)らが8強入りを決めた。一方、第5シードの
D・ティーム(オーストリア)は世界ランク27位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)に、第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)は同28位の
D・シャポバロフ(カナダ)に敗れて姿を消した。
「男子テニス国別対抗戦デビスカップ 決勝ラウンド」
母国の名誉と威信を懸けてしのぎを削る“テニスのワールドカップ”。新フォーマットで争われる世界最強国の称号を懸けた戦いをWOWOWは生中継でお届け!
【大会期間】
11月18日(月)~25日(月)連日生中継
■詳細・配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・フェデラー ATPカップ参加せず・ナダル 結婚式「特別な日」・大坂 なおみ「今季は『U』」■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報