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男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000）は６日、シングルス１回戦が行われ、第１１シードのＫ・カチャノフ（ロシア）が世界ランク５５位のＪ・ムナル（スペイン）を6-4, 6-7 (5-7), 6-3のフルセットで破り今季クレー初白星をあげるとともに、約２カ月ぶりの勝利を飾った。

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＞＞錦織らマドリッドOP対戦表＜＜

この日、カチャノフは３度のブレークを奪い第１セットを先取するも第２セットはタイブレークの末に落とし、セットカウント１−１に追いつかれる。

迎えたファイナルセットではファーストサービスが入った時に７３パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは２度のブレークに成功し、ムナルとの初対戦を３時間で制した。

２２歳のカチャノフは、昨年のパリ・マスターズ（フランス/パリ、室内ハード、ATP1000）で「ATPマスターズ1000」初優勝を果たしていたが、今季は３月のマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）から４月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）、バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル（スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500）、BMWオープン（ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250）と４大会連続で初戦敗退を喫していた。

男子テニス協会のATP公式サイトでカチャノフは「今日のパフォーマンスには本当に満足している。最後まで戦う意志を持っていた。今回の試合は僕がずっと探していたようなもの。自信を作り、基本に立ち返るため２回戦に進出できてうれしい」と語っている。

カチャノフは３回戦進出をかけて、２回戦で世界ランク３８位のＦ・ベルダスコ（スペイン）と対戦する。両者は初の顔合わせ。ベルダスコは１回戦で同４４位のＲ・アルボット（モルドバ）をフルセットで下しての勝ち上がり。

一方、敗れた２２歳のムナルは大会初勝利をあげることはできなかった。

同日には第９シードのＭ・チリッチ（クロアチア）、第１５シードのＧ・モンフィス（フランス）、世界ランク３２位のＬ・ディエレ（セルビア）、同３９位のＲ・ガスケ（フランス）らが２回戦へ駒を進めた。

「男子テニスATPツアー マスターズ1000 マドリード」

【配信予定】
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なお「全仏オープンテニス」は、5/26（日）開幕！
6/9（日）までWOWOWにて連日生中継！

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