男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は18日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク35位の
G・ペラ(アルゼンチン)が第11シードの
M・チェッキナート(イタリア)を6-4, 4-6, 6-4のフルセットで破り、自身初の「ATPマスターズ1000」ベスト8進出を果たした。
>>ナダルらモンテカルロ対戦表<<今年3月のブラジル・オープン(ブラジル/サンパウロ、レッドクレー、ATP250)でツアー初優勝を飾ったペラは、準々決勝で4年連続12度目の優勝を狙う第2シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでペラのコメントを掲載しており「ナダルはテニス界のレジェンドの1人だ。彼はとても特別な選手で、どの大会でも彼とプレーするのは特別な気持ちだ。ここのセンターコートは素晴らしい雰囲気に包まれている。もちろん、観客たちはナダルを応援するだろう」と述べた。
「チャンスを手にするために、完璧な試合をしなければいけない。今のような感じでプレーできることを願う。今はとても感覚がよくて、自信もある。もしかすると僕にもチャンスが来るだろう」
またペラは、ブラジル・オープンの優勝前、2月のコルドバ・オープン(アルゼンチン/コルドバ、レッドクレー、ATP250)を含め4度ツアー決勝の舞台で敗れていた。
「宿命なのだろう。プレーは悪くなかったのに、決勝4回全てで負けた。コルドバ・オープンは最悪だった。なぜなら、僕のプレーはとてもよかったから。セットを先取し、ブレークもしたけど、そこから逆転された。それがテニスだ。起こるときは起こる。サンパウロでは大会を通して本当によいプレーができた。自分の新しいキャリアが誕生したと思え、その瞬間を心から楽しめた」と語った。
「昨年は、いいプレーをしていたけど思うような結果が出なかった。でも1年半前くらいから、いいプレーはしていたんだと思う。今年はサンパウロ、コルドバで準優勝と最高の戦績だし、ここモンテカルロでもベスト8まで来れて本当にうれしいよ。今のようにプレーするのは簡単ではない」
ペラは来週月曜日発表の世界ランキングで30位以上になることが確定している。
「もっと上にいきたい。どこまでいけるかわからないけど、試合に勝ち続けるよ。今は勝てているからツアーを全力で楽しめている。でも次はとてもタフな試合が待っているから、今は集中したい。ベストを尽くせるようにする」
同日の3回戦では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第9シードの
B・チョリッチ(クロアチア)、第10シードの
D・メドヴェデフ(ロシア)、第13シードの
F・フォニーニ(イタリア)、世界ランク48位のD・ラヨビッチ、同96位の
L・ソネゴ(イタリア)がベスト8に進出した。
「男子テニスATPツアー マスターズ1000 モンテカルロ」
【配信予定】
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