男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は29日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
R・フェデラー(スイス)が第20シードの
D・シャポバロフ(カナダ)を6-2, 6-4のストレートで下して決勝進出を果たし、2017年以来2年ぶり4度目の優勝に王手をかけた。
>>フェデラーvsイズナー 1ポイント速報<<>>マイアミOP対戦表<<序盤から主導権を握ったフェデラーはファーストサービスが入った時に91パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度もブレークを許さず、1時間12分で19歳のシャポバロフとの初対戦を制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには「出発前、娘たちに伝えたんだ。自分がプロとしてツアーを回り始めた時、彼(シャポバロフ)は生まれていなかったと。すると『ちょっと待って』と言って計算をしていた。『その選手はとても若いの?』と聞いてきたから、『そうさ僕は年を取っているんだ』と答えた」とフェデラーのコメントが掲載されており、娘たちとのエピソードを明かした。
キャリア通算101勝目を狙うフェデラーは、決勝で第7シードの
J・イズナー(アメリカ)と対戦する。2連覇に王手をかけているイズナーは準決勝で、予選から勝ち上がってきた世界ランク57位の
F・オジェ アリアシム(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
フェデラーは「ベストを尽くすつもり。1本でも多くボールを返せるように努力したい」と意気込んでいる。
両者は8度目の対戦で、フェデラーの5勝2敗。最後に対戦したのは2015年のパリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)3回戦で、その時はイズナーにフルセットで敗れている。
「どんな試合になるか分かっている。彼(イズナー)はあまりサービスでミスをしない。すごいサービスを打ってくる。最高のサービスを打つ選手の1人。彼との対戦は本当に難しい」
「いい試合になればと願っている。今日のジョンはフェリックス(オジェ アリアシム)といい試合をしていたから、彼との対戦はとてもワクワクする。彼のテニスは素晴らしかった」
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