女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・マンダトリー)は12日、シングルス4回戦が行われ、第23シードの
B・ベンチッチ(スイス)が第1シードの
大坂なおみを6-3, 6-1のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。
>>西岡vsケクマノビッチ1ポイント速報<<女子プロテニス協会のWTA公式サイトにはベンチッチのコメントが掲載されている。
昨年覇者の大坂を1時間6分で振り切ったベンチッチは「彼女(大坂)は世界ランク1位。自分は最高の試合をしたと思う。自分自身のプレーに満足している」と振り返った。
「とてもいいサービスを打てたと思う。第1セットは最高だったし、それを維持するように努めた。第2セットはちょっと風が出てきたけど、戦術的にはとても安定したプレーができた」
22歳のベンチッチは2016年に世界ランク7位へ上り詰めたが、近年は手首などのけがに苦しんでいた。しかし、今年2月のドバイ・デューティフリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、プレミア)で優勝すると、今大会では1セットも落とさずに8強へ駒を進めている。
「お互い早いタイミングでボールを打っていたのは確か。今日に限らずだけど、いつも早いタイミングでボールを打って主導権を握るのが自分のゲームプラン。彼女のボールの方が自分より少しスピンがかかっていた」
「ただ自分のテニスに集中していた。今の自分のテニスに自信を持っている。とてもよくボールを打てている。だから全てがうまくいっていると思う。彼女のことはよく知っている。彼女のお姉さんも友人。何度も一緒に練習をしている。明らかに彼女は素晴らしいサービスを持っているし、とてもフラットにボールを打ってくる」
ベンチッチは準々決勝で第5シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)と対戦する。プリスコバは4回戦で第21シードの
A・コンタベイト(エストニア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
次戦へ向けてベンチッチは「戦術的なことも含め、自分のテニスにもう一度集中するだけ。でも、それは明日考える。試合の前にあまり考えたくない。時にはコートであまり考えない方がいいこともある」と語った。
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