女子テニスのドバイ・デューティフリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、プレミア)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)は世界ランク45位の
B・ベンチッチ(スイス)に6-4, 4-6, 2-6の逆転で敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
2015年覇者のハレプは、2016年に世界ランク7位へ上り詰めたベンチッチに2時間17分で敗れた。しかし、今月は国別対抗戦のフェドカップとカタール・トータル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、プレミア)、さらに今大会から自信を得ていた。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトには「いい3週間だった。タフな3週間でもあった。緊張が続いていたし、プレッシャーも大きかった。前向きなことだけを考えている。素晴らしい試合ばかりだった。自分のレベルもよかった。肉体的にもよかったけど、毎日のように試合をしなければいけなかったから簡単ではなかった」とハレプのコメントが掲載されている。
13日間で9試合をこなしたハレプの体は悲鳴をあげており「疲れてしまった。第2セットのあと、ちょっと痙攣が起きそうになっていた。とても汗をかいていた。アキレス腱が気になって、いいサービスを打てなかった。前の試合で気になってしまった。左足が少し痙攣していた。でも言い訳はしない。ただ疲れていた事実だけ」と述べた。
ベンチッチについては「攻撃的なプレーで、どこからでもハードヒットをしてきた。それでプレッシャーを感じてしまった。サービスもよかったと思う。彼女は完成された選手で、とてもいいテニスができる選手」と称賛した。
「体が疲労を感じていた。諦めずに戦っていても、勝利を得るのに十分ではなかった。それでも最後まで戦い抜いた。どんな結果になろうと、戦い続けようとだけ努めていた」
カタール・トータル・オープンで準優勝を飾った世界ランク2位のハレプは、3月に行われるBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・マンダトリー)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、プレミア・マンダトリー)で、女王の
大坂なおみとのポイント差を縮めるチャンスがある。
「まだシーズンが始まって2カ月。世界の2位にいられるのは悪いことではない。現状を楽しんでいる。世界一への返り咲きを夢見ている」
一方、勝利したベンチッチは準決勝で第6シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)と対戦する。24歳のスイトリナは準々決勝で世界ランク26位の
C・スアレス・ナバロ(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
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