男子テニスの最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は13日、グループ・レイトン・ヒューイットの予選ラウンドロビン第2戦が行われ、第4シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)が第7シードの
錦織圭を6-0, 6-1のストレートで破り、2連勝とした。
>>錦織vsティーム 1ポイント速報<<>>錦織らファイナルズ組み合わせ表<<世界ランク6位のアンダーソンは同9位の錦織にロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)3回戦でストレートで負けを喫していたが、この日はファーストサービスが入った時に82パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度もブレークチャンスを与えず、1時間4分で勝利。錦織との対戦成績を4勝5敗と差を縮めた。
今季4度目の錦織戦を制したアンダーソンは会見で「彼(錦織)は動きがとてもよく、本当に早くボールをとらえる。3大会連続の対戦。自分がいい時は、サービスゲームでしっかりプレーできている。また、彼のサービスゲームを攻撃する方法を見つけている時で、今日はまさにそれがよくできた最高の実例だった。いつもタフな試合ばかりだった」と手応えを得ていた。
続けて「彼はシーズンを通して信じられないくらい安定している。今年の序盤は多少苦しんでいた。ニューヨークで対戦した時は復活途中だった。それでも接戦だった。第3セットはタイブレークだった。彼はすごい1年を過ごしている」と錦織の今シーズンの活躍を称賛した。
「ウィーンでは彼を倒し、翌週には負けた。試合の前に、こんなことは予想できなかった。とても高いファーストサービスの確率でサービスを打った。本当に重要だった。最大の要因は、彼のサービスゲームでリターンを多く返すことができたことだと思う。彼はファーストサービスの入りが悪かったし、彼のサービスではプレッシャーをかけた。特にセカンドサービスではそうした」
第3戦では、第2シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する。フェデラーは第2戦で第6シードの
D・ティーム(オーストリア)をストレートで破っている。
Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【グループ・グーガ・クエルテン】(1)
N・ジョコビッチ(セルビア) 1勝0敗
(3)
A・ズベレフ(ドイツ) 1勝0敗
(5)
M・チリッチ(クロアチア) 0勝1敗
(8)
J・イズナー(アメリカ) 0勝1敗
【グループ・レイトン・ヒューイット】(2)R・フェデラー 1勝1敗
(4)K・アンダーソン 2勝0敗
(6)D・ティーム 0勝2敗
(7)錦織圭 1勝1敗
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