テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は14日、男子シングルス準決勝が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)は第12シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に4-6, 6-3, 6-7 (9-11), 6-3, 8-10のフルセットで敗れ、2011年以来7年ぶり6度目の決勝進出とはならなかった。
>>ジョコvsアンダーソン 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<この試合は13日に行われたが、第3セットが終了した時点で23時を回っていたため、大会の規定により14日へ順延。その第3セットでナダルはセットポイントを握っていたが、ジョコビッチとの激しいラリー戦の末に落としていた。
再開後はナダルが第4セットを取り、ファイナルセットも両者譲らず息をのむラリー戦が続いた。ナダルはマッチポイントを1本しのぐ粘りを見せたが、最後はフォアハンドがアウトし、5時間15分で力尽きた。
試合後の会見では「最大のチャレンジは、史上最高の選手の1人との対戦。リスペクトをしている。なぜなら、何度も対戦している相手だから。素晴らしい瞬間を戦い、お互い最高の瞬間をコートで共有した。最高のライバル。今日もそんな最高の戦いだった」
2人は52度目の対戦で、この日でジョコビッチの27勝25敗となった。
「普段、僕は自分自身にとても批判的。今日は素晴らしいショットも打っていたし、攻撃的なプレーもした。ミスもした。でも文句はない。最高の試合をしたと思っている。自分は、あまりできることがなかった。ベストは尽くした。ただそれだけ。最高の試合をして、彼が自分に勝利した。これがテニスというスポーツ。お互いがいいプレーをしていたら、何が起きてもおかしくはない。今日は彼の日だった」
「彼はトップレベルでプレーをし、ウィンブルドンの決勝戦へ進んだ。例えノヴァーク・ジョコビッチと対戦していなくても、最高のレベルのテニスができていなかったら、ウィンブルドンの決勝戦には進めないはず」
一方、ナダルとの2日がかりの死闘を制して2015年以来3年ぶり5度目の決勝進出を果たしたジョコビッチは、決勝で第8シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。
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【配信予定】
2018年7月2日(月)~7月15日(日)
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