男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は20日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク52位の
杉田祐一が同7位で第3シードの
D・ティーム(オーストリア)を6-2, 7-5のストレートで破る番狂わせを起こし、大会初のベスト8進出を果たした。
>>杉田vsクドラ 1ポイント速報<<>>ゲリーウェバー対戦表<<昨シーズン、杉田は7月のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)でツアー初優勝。さらに世界ランキングでは自己最高の35位を記録するなど、
錦織圭がけがでツアーから離脱する中、日本男子テニス界を牽引した。
今年は1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)1回戦で当時世界ランク9位の
J・ソック(アメリカ)を破るなど2017年のような活躍が期待されたが、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)から9大会連続の初戦敗退を喫すなど昨年とは対照的なシーズンとなった。
しかし、前週のリベマ・オープン(オランダ/ロスマーレン、芝、ATP250)で連敗に終止符を打つと、今大会1回戦では世界ランク49位の
M・マーテラー(ドイツ)をフルセットで破った。
迎えた2回戦、相手は今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で準優勝を飾ったティーム。試合は序盤からミスを重ねるティームに対し、杉田はフォアハンドの強打を武器に積極的に攻めた。第2セットは一進一退の攻防から第11・第12ゲームを連取。1時間28分で勝利した杉田はガッツポーズをつくり、喜びをかみしめた。
準々決勝では、世界ランク109位の
D・クドラ(アメリカ)と対戦する。予選勝者のクドラは2回戦で同35位の
S・チチパス(ギリシャ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日の2回戦で第7シードの錦織圭は世界ランク36位のK・カチャノフにストレートで敗れた。
6月18日開幕の男子テニスATPワールドツアー500 ハレ / ロンドンをWOWOWメンバーズオンデマンドにて全日程配信予定。
【放送予定】
2018年6月18日(月)~6月24日(日)
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