テニス用品を展開するグローブライド株式会社は5月16日に都内某所で、8月3日発売の新製品特別発表会を行った。
この日、グローブライド株式会社は世界初のテクノロジーを使ったラケットの新モデルを発表。シャフト部分が左右非対称になっており、【右利き用】【左利き用】と利き手専用のモデルでフォア、バックで苦手なサイドをラケットの技術で補える今までに無い画期的なラケットになります。デザインや価格帯は未公表。
発表会後は、コートにて試打会を実施。テニスショップやテニススクール関係者が新製品の試打を行い、ストロークやスライスなど様々なショットを試した。
また、本イベントにはダブルスで元世界ランク1位の
杉山愛が特別ゲストとして登場し、トークセッションや試打会に参加。イベント後にはtennis365.netのインタビューに応じ、新製品について語った。
【第1印象は「ビックリ」】この日に先駆けて試打を行ったことを明かした杉山は、新製品を手にした第1印象について「まず、手にとった時はビックリですね。『わお』という感じしか無いというか、今までにない形状だったので、新しいなというのとどんなフィーリングなんだろうと。早く打ってみたいなと思いました」コメント。
実際にボールを打ってみた感想については「形状通りというかフォア側とバック側の打った差がすごく合ったので『こんなラケット今までにないな』っていう驚きが第1印象ですね。」
「パワーがあるラケットはすっぽ抜けてしまってボールの収まりが悪いというイメージがあったんですけど、そういうのがなくてしっかりと押さえが効いてスピンもかかって収まりが良い。バックハンド側は特にノリ感が良いというか、自分の力がボールに伝わりやすい感覚があるので、伸びがいいなと思いました」と話した。
【新製品は「幅広い層の方」向け】新製品の推奨レベルは「スピンもかかりますし、バックハンド側は特にノリ感があるのでスピンをグイグイかけるというよりはフラット気味で攻撃していって直球でも攻められると思います。かといってそれが吹っ飛んでいって、収まりが悪いわけではないので、そういう意味では両方(フラット系もスピン系も)にいけるんじゃないかなと思いますね」と杉山。
続けて「やはりどちらか(フォアハンドかバックハンド)が苦手というか、フォアハンドとバックハンドの差がだいたい一般のプレーヤーにはあるので、そういった方に是非使っていただきたいですね。」
「自分の苦手なところを補えるラケットだと思うので、そういう意味では幅広い層の方々に使っていただけるかなと思います」と述べた。
【プリンスのラケットは「画期的」】最後に、長年プリンスのラケットを使用して世界最高峰のレベルで戦ってきた杉山に、1番思い入れのあるモデルについて質問した。
杉山は「そのときそのときでニーズに応えてもらっているので、どのラケットもすごくスペシャルです。一番始めにO3とかが出た時は『なんだこれは!?』という衝撃はありましたね。」
「その時の感覚というのは、今のこのラケット(新製品)に匹敵するような驚きというか画期的さがあります。(O3の時も)振り抜きがすごく良くなったので、形状の大改革っていうのはプリンスの得意なところかなと思います」と絶賛した。
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