女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、プレミア・マンダトリー)は28日、シングルス準々決勝が行われ、予選勝者のD・コリンズ(アメリカ)が第8シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)を6-2, 6-3のストレートで下し、ベスト4進出を果たした。
>>マイアミOP対戦表<<この試合、9度のブレークチャンスから4度のブレークに成功したコリンズは、1時間27分で元世界ランク1位のヴィーナスを下した。
女子プロテニス協会のWTAの公式サイトには、試合後のコリンズのコメントが掲載されている。
「ロッカールームでヴィーナスを初めて見たとき、泣きそうになった。彼女はこれまでの人生でずっとアイドルだったし、大好きな選手、これからもずっとそう。今夜は本当に特別な日になった。必死にそんな思いを忘れるように努めただけ。」
24歳のコリンズはシャーロッツビル大学のテニス部出身で、在学中には2度大学チャンピオンに輝いた経歴を持つ。現在の世界ランキングは93位。
16強入りを果たした18日までのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・マンダトリー)からこの日までの戦いを振り返り「何年もの努力の賜物。小さい大会などに出場したり、これまでのプロセスからだと思う。やっとそんな小さな事が1つにまとまり始めたんだと思う」とコメント。
ヴィーナスとの準々決勝は「1ポイント1ポイントを戦っていた。彼女(ヴィーナス)は既にいろいろな経験をしているし、劣勢から逆転した経験もある選手。彼女は諦めない選手だから最後まで必死に戦わなければならないと思っていた」と振り返った。
準決勝では、第6シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。オスタペンコは準々決勝で、第4シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)をストレートで下しての勝ち上がり。
最後に、昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)女王でもあるオスタペンコとの準決勝に向けて「ジュニア時代以来の対戦で、あれはもうかなり前のことだから全く違う試合になるはず。またこんな大舞台でプレーできる機会に恵まれたことを楽しみたい」と意気込んだ。
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【放送予定】 2018年3月21日(水・祝)~4月1日(日)
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