男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)が8日に開幕する。昨年覇者で世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)は、ベスト4に進出することで世界王者の座をキープすることができる。
36歳のフェデラーは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で2連覇と歴代最多タイの6度目のタイトルを獲得。2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、ハード、ATP500)ではキャリア通算97勝目をあげ、33歳で世界ランク1位を記録した
A・アガシ(アメリカ)の最年長世界王者の記録を塗り替えた。
BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)には、今回で17度目の出場。昨年は決勝で
S・ワウリンカ(スイス)をストレートで破り、5度目の優勝を飾った。
一方、フェデラーが準決勝を前に敗退することで世界1位に復帰する
R・ナダル(スペイン)は、右足の腸腰筋上部の負傷を理由にBNPパリバ・オープンと続くマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)を欠場すると発表した。
また、同じくけがに苦しんでいるワウリンカも膝の治療のためにBNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンの欠場を発表。「現時点での目標はクレーで復帰すること」と明かしていた。
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