男子プロテニス協会のATPは2月28日、世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)が史上最多となる6度目のローレウス世界スポーツ賞を受賞したことで同賞のウェブサイトのサーバがダウンしたことを明かした。
ローレウス世界スポーツ賞とは、スポーツの各分野で活躍した選手やチームに贈られるもので、規模の大きさから「スポーツ界のアカデミー賞」と呼ばれている。
36歳のフェデラーは、2005年から2008年まで4年連続で年間最優秀男子選手部門を受賞。今回は、年間最優秀男子選手部門と年間最優秀復帰選手部門を同時に獲得し、元陸上競技短距離選手のウサイン・ボルト(ジャマイカ)を抜いて史上最多受賞の快挙を成し遂げた。
今シーズンは、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)決勝で
M・チリッチ(クロアチア)を破り、2連覇と歴代最多タイの6度目の優勝を達成。2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、ハード、ATP500)ではキャリア通算97勝目をあげ、33歳で世界ランク1位を記録した
A・アガシ(アメリカ)の最年長世界王者の記録を塗り替えた。
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