男子テニスのドバイ・ デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード 、ATP500)は2日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
L・プイユ(フランス)が第7シードの
F・クライノビッチ(セルビア)を6-3, 6-7 (4-7), 7-6 (7-5)のフルセットで下し、大会初の決勝進出を果たした。
この試合、16本のサービスエースを放ったプイユは、ファーストサービスが入った時に86パーセントの確率でポイントを獲得。8度のブレークチャンスから2度のブレークに成功し、2時間19分の激闘を制した。
決勝では、第3シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは準決勝で、世界ランク117位の
M・ジャジーリ(チュニジア)をストレートで破っての勝ち上がり。
世界ランク15位のプイユは今大会、1回戦で予選勝者の
E・ガルビス(ラトビア)、2回戦で世界ランク41位の
K・カチャノフ(ロシア)、準々決勝で第8シードの
杉田祐一をそれぞれ破って4強入り。タイトルを獲得した場合、3月5日発表の世界ランキングで自身初のトップ10入りとなる10位に浮上することが決まっている。
昨年はツアー3大会でタイトルを獲得。今シーズンは南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、ハード、ATP250)で今季初優勝を果たし、前週のオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、ハード、ATP250)では準優勝を飾った。
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