テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は7日目の21日、男子シングルス4回戦が行われ、第3シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が第17シードの
N・キリオス(オーストラリア)を7-6 (7-3), 7-6 (7-4), 4-6, 7-6 (7-4)で下し、2年連続3度目のベスト8進出を果たした。
>>錦織らニューポートビーチCH対戦表<<>>全豪OP 男子対戦表<<この試合、序盤から激しいストローク戦となったが、キリオスの一瞬の隙をついたディミトロフがタイブレークを制して第1セットを先取する。
第2セット、ミスが増えたキリオスからポイント連取したディミトロフは、第7ゲームで先にブレーク。第10ゲームでブレークバックを許したが、得意の回り込みフォアハンドなどでタイブレークをものにし、セットカウント2-0とリードを広げる。
続く第3セットを落とし、第4セットも一進一退の攻防が続いたが、第8ゲームでブレーク。第9ゲームでブレークバックされたが、ディミトロフがこの日3度目のタイブレークを制して3時間26分の激闘を制した。
準々決勝では、世界ランク49位の
K・エドモンド(イギリス)と対戦する。エドモンドは4回戦で、同76位の
A・セッピ(イタリア)を6-7 (4-7), 7-5, 6-2, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。
世界ランク3位のディミトロフは今大会、1回戦で予選勝者のD・ノヴァーク(オーストリア)、2回戦で世界ランク186位の
M・マクドナルド(アメリカ)、3回戦で第30シードの
A・ルブレフ(ロシア)を破って4回戦まで駒を進めていた。
昨シーズンは、W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)でマスターズ初のタイトルを獲得し、初出場のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)で全勝優勝を飾るなど飛躍の年となった。
昨年の全豪オープンでは大会初のベスト4進出を果たしたが、準決勝で
R・ナダル(スペイン)にフルセットで敗れていた。
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