テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は3日目の17日、女子シングルス2回戦が行われ、15歳で世界ランク521位のM・コスチュク(ウクライナ)が同168位の
O・ロゴウスカ(オーストラリア)を6-3, 7-5のストレートで破り、四大大会初の3回戦進出を果たした。全豪オープンでは、1996年に当時15歳で8強入りした
M・ヒンギス(スイス)以来となる若さのベスト32進出となった。
>>全豪OP 男子対戦表<<>>大坂vsヴェスニナ 1ポイント速報<<昨年の全豪オープン・ジュニアで優勝したコスチュクは今大会の予選3試合を勝ち抜き、2002年以降生まれでは四大大会初の本戦入りを決めた女子選手となった。
そして、この日1時間29分で勝利を手にしたコスチュクは、試合後の会見で「才能があると何度も言われたし、そう思ってもいる。でも、才能だけではいい選手になれないのも分かっている。だから、ハードな練習もしている。オフシーズンは長かったし、精神的にタフだったけど、価値があるものだった」と語った。
「昨年は決勝戦をロッド・レーバー・アリーナでプレーできたのはラッキーだった。そこから大きなコートでプレーすることが、どんな感じかを知れた。最初はガチガチだった。だから苦労してしまった。サービスが1番難しい。大勢の前でプレーするのは好き」
続けて、コスチュクは幼い頃についても語った。
「テニスが嫌いではなかった。楽しめていなかった。テニスは好きで、何があっても勝ちたかった。負けた時は悲劇で、もうやりたくないと思うほど。でも、それは子どもの頃。大きくなってからは、やっと楽しめるようになった」
快進撃を見せるコスチュクは、3回戦で第4シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)と対戦する。
日本勢では18日の2回戦で
大坂なおみが第16シードの
E・ヴェスニナ(ロシア)と顔を合わせる。
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