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男子テニスでダブルスのスペシャリストであるＢ・ブライアン（アメリカ）＆Ｍ・ブライアン（アメリカ）は、ゴルフ界レジェンドのジャック・ニクラウスらと「フォー・ラブ」と称するテニスとゴルフのチャリティーイベントで１００万ドル以上を集めた。

先週末にアメリカのフロリダ州パームビーチで開催された「フォー・ラブ」は、テニスとゴルフを合わせたプロアマのチャリティー大会で、ATPプロ、WTAプロ、PGAプロらが集い、１１０万ドル（約１億２,４７０万円）を集めた。それらはブライアン・ブロス基金とニクラウス・チルドレン・ヘルスケア基金へ使われる。

３日間にわたって行われたこのチャリティーイベントは、まず２日にフロリダ州ジュピターのベアーズ・クラブでウェルカム・パーティーが開かれた。ギフトで革のバッグが贈られ、Ｒ・フェデラー（スイス）のサイン入りラケットが目玉商品として贈呈された。

翌日３日の朝から行われたテニス・イベントは、ニクラウスの家にある３面の芝コートで行われた。

出場したのは、ブライアン兄弟を始めＡ・マレー（イギリス）、Ｓ・ウィリアムズ（アメリカ）、Ｋ・アンダーソン（南アフリカ）、Ｊ・ブレイク（アメリカ）、Ｅ・ブシャール（カナダ）、Ｊ・クーリア（アメリカ）、Ｔ・ハース（ドイツ）、Ｍ・ノウルズ（バハマ）、Ｓ・コズロフ（アメリカ）、Ｒ・オペルカ（アメリカ）、Ｊ・ソック（アメリカ）。

この日はダブルスのエキシビション・マッチを行い、４時間以上も会場を沸かせた。そして参加者の誰もが、１３名ののプロたちと一緒にプレーするチャンスを掴んでいた。

その後、ニクラウス家で夕食会が催されると、ブライアン・ブラザーズ・バンドの演奏で１日の幕が閉じられた。

最終日の４日にはベアーズ・クラブでゴルフ・イベントが行われ、Ｒ・ファウラー、Ｊ・トーマス、Ｄ・ジョンソン、Ｊ・ダフナー、Ｌ・グローバー、Ｄ・バーガーらが出場した。

イベントの参加者は、一生に１度あるかないかの価値があるプロとのプレーに対して、各５万ドル（約５６７万円）を寄付した。

ブライアン兄弟がニクラウス夫妻に初めて会ったのは７年前のこと。それ以来、頻繁にメールなどで連絡を取り合う仲になった。お互い基金を立ち上げて慈善活動をしていることから、共にチャリティーイベントを開催するアイディアが生まれ「フォー・ラブ」が開かれるようになった。

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