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ロディック以来の最終戦4強

ジャック・ソック
初の準決勝進出を決めたソック
画像提供: ゲッティ イメージズ
男子テニスの最終戦であるNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は16日、グループ・ボリス ベッカーのシングルス予選ラウンドロビンが行われ、第8シードのJ・ソック(アメリカ)が第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)を6-4, 1-6, 6-4のフルセットで下して2勝目をあげ、初出場で初の準決勝進出を決めた。

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「彼(ズベレフ)は、まだ20歳。それでも凄いプレーをしていて、すでに世界3位。きっと緊張していたかもしれないし、他に問題があったかもしれない。自分はブレークされても諦めず、リードしたら賢いプレーをするようにしていた。最後の最後は、どのポイントも必死だった」

現在25歳のソックは開幕前の会見で、今大会の時期は地元でオフシーズンを送る予定だったと述べていた。その理由は8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)から4大会連続の初戦敗退を喫し、自信を失っていた。

しかし、ロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)では快進撃を見せた。崖っぷちの初戦で大逆転勝ちすると、その後もソックの勢いは止まらずマスターズ初優勝を成し遂げ、Nitto ATPファイナルズ最後の切符を獲得した。

今大会は初戦で第2シードのR・フェデラー(スイス)に敗れたが、第5シードのM・チリッチ(クロアチア)との第2戦で逆転勝ち。迎えた第3戦は、負ければ予選ラウンドロビン敗退、勝てば準決勝進出の大一番を1時間53分で制した。

「まず最初に、ロンドンへ来れるとは思っていなかった。シーズンの後半戦を考えると、ここへ来れたことが素晴らしい功績だった。パリが大きなステップになった。そして、今は週末も戦えるところに来た。また自信につながる。この数日のタフな試合を戦い抜いた。運が良かったと思う」

今年のマスターズ2大会で優勝し、世界ランク3位へ上り詰めた20歳のズベレフ相手にソックは第1セットを先取するも、第2セットはあっさり落としセットカウント1−1に追いつかれた。ファイナルセットは序盤でブレークを許す苦しい展開から見事勝利を手にし、アメリカ勢で2007年のA・ロディック(アメリカ)以来10年ぶりのATPファイナルズ準決勝進出を決めた。

「最高の気分。彼(ロディック)も自分もネブラスカ州出身。週末も楽しんで戦いたいと思っている。アメリカ・テニス界として、将来は最終戦に1人だけではなく、何人もアメリカ人が出場してほしい。10年に1度などではなく。素晴らしい若手がたくさんいる」

最後に、メディアからの注目が高まっていることについては「メディアにはジョークを飛ばして楽しい時間を過ごしている。正直、あまり真剣に考えてはいない。メディアが押し掛けようとゼロであろうと、自分は変わらず同じ人間。ランキングが1位でも592位でも同じ人間。メディアから注目されても変わらない」と笑顔で語った。

ソックは準決勝で、第6シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。

今大会のシングルスはグループ・ピート サンプラスとグループ・ボリス ベッカーに分かれ、各グループの4選手が総当り戦を行う。各グループの上位2名が決勝トーナメントへ進出し、1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。

獲得ポイントは予選ラウンドロビンで1勝する毎に200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得する

【グループ・ピート サンプラス】
(1)R・ナダル(スペイン) 棄権 0勝1敗
(4)D・ティーム(オーストリア) 1勝1敗
(6)G・ディミトロフ 2勝0敗
(7)D・ゴファン(ベルギー) 1勝1敗
(補)P・カレノ=ブスタ(スペイン) 0勝1敗

【グループ・ボリス ベッカー】
(2)R・フェデラー 3勝0敗
(3)A・ズベレフ 1勝2敗
(5)M・チリッチ 0勝3敗
(8)J・ソック 2勝1敗

ズベレフ




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