男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、ATP1000)は29日、シングルス予選決勝が行われ、
F・クライノビッチ(セルビア)がL・ディーレ(セルビア)を5-7, 6-3, 6-2の逆転で下し、本戦進出を決めた。この結果、世界ランク38位の
杉田祐一は初戦で同77位のクライノビッチと対戦することが決まった。
>>杉田らパリ・マスターズ 対戦表<<>>杉田vsクライノビッチ 1ポイント速報<<両者はツアー本戦では今回が初の対戦。ツアー予選と下部大会では2度顔を合わせており、クライノビッチが2連勝している。
25歳のクライノビッチは今季、チャレンジャー5大会でタイトルを獲得。10月のクレムリン・カップ(ロシア/モスクワ、ハード、ATP250)では予選を勝ち抜き、今季初のツアー本戦出場を果たした。
一方、29歳の杉田はロレックス・パリ・マスターズに今回が初の出場。昨年は予選1回戦で
J・ベネトー(フランス)にフルセットで敗れていた。
両者の試合はコート1の第3試合に組まれた。同コートの第1試合は、日本時間30日の19時(現地30日の11時)に開始予定。
初戦を突破すると、2回戦で第10シードの
S・クエリー(アメリカ)、3回戦で第8シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、準々決勝で第1シードの
R・ナダル(スペイン)のシード勢と対戦する可能性がある。
今大会の上位シード勢は、第1シードがナダル、第3シードが
M・チリッチ(クロアチア)、第4シードが
A・ズベレフ(ドイツ)、第5シードが
D・ティーム(オーストリア)、第6シードが
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第7シードが
D・ゴファン(ベルギー)、第8シードがカレノ=ブスタ。
第2シードで出場予定だった
R・フェデラー(スイス)は背中の負傷により欠場を発表しており、
L・プイユ(フランス)が第17シードに繰り上がり出場となった。
昨年のロレックス・パリ・マスターズは、
A・マレー(イギリス)が
J・イズナー(アメリカ)を下して優勝を飾った。
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