女子テニスの最終戦であるBNPパリバ WTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、室内ハード)は25日、レッド・グループの予選ラウンドロビン2試合が行われ、第6シードの
C・ウォズニアッキ(デンマーク)が第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を6-0, 6-2のストレートで下して2勝目をあげ、3年ぶりの準決勝進出を果たした。
>>フェデラーらスイス室内 対戦表<<この日、1ゲームも与えずに第1セットを先取したウォズニアッキは、続く第2セットも世界ランク1位のハレプから主導権を握り、1時間3分で勝利を手にした。
ウォズニアッキは、2010年のWTAファイナルズで決勝へ進出し、
K・クレイステルス(ベルギー)に敗れるも準優勝を果たしている。
同日には第8シードの
C・ガルシア(フランス)が第4シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)を6-7 (7-9), 6-3, 7-5の逆転で破り、予選ラウンドロビン初勝利をあげた。
ホワイト・グループでは、第3シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)が2勝をあげて準決勝進出を決めている。
【レッド・グループ】(1)S・ハレプ 1勝1敗
(4)E・スイトリナ 0勝2敗
(6)C・ウォズニアッキ 2勝0敗
(8)C・ガルシア 1勝1敗
【ホワイト・グループ】(2)
G・ムグルサ(スペイン) 1勝1敗
(3)Ka・プリスコバ 2勝0敗
(5)
V・ウィリアムズ(アメリカ) 1勝1敗
(7)
J・オスタペンコ(ラトビア) 0勝2敗
BNPパリバWTAファイナルズ・シンガポールは8選手が2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。
昨年は
D・チブルコワ(スロバキア)が
A・ラドワンスカ(ポーランド)を決勝で破り、初優勝を飾った。


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