男子テニスツアーのイントゥルム・ストックホルム・オープン(ストックホルム/スウェーデン、ハード、ATP250)は14日、本戦の組み合わせを発表し、世界ランク36位の
杉田祐一は第7シードで出場し、1回戦で同51位の
D・イストミン(ウズベキスタン)と対戦することが決まった。
>>杉田らストックホルムOP 対戦表<<両者は今回が3度目の対戦で、イストミンの2連勝中。今年9月の成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)準決勝で対戦した時は、フルセットの末にイストミンが勝利していた。
シード勢が順当に勝ち進んだ場合、杉田は準々決勝で昨年優勝を飾った第4シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、準決勝で第2シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)か第8シードの
F・ベルダスコ(スペイン)と対戦する組み合わせとなった。
ストックホルム・オープンには今回で2年連続2度目の出場。昨年は1回戦で
N・アルマグロ(スペイン)に逆転を許して敗れていた。
今大会のシード勢は、第1シードに
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第2シードにアンダーソン、第3シードに
J・ソック(アメリカ)、第4シードにデル=ポトロ、第5シードに
M・ズベレフ(ドイツ)、第6シードに
F・フォニーニ(イタリア)、第7シードに杉田、第8シードにベルダスコ。
上位4シードは1回戦免除のため、2回戦からの登場となる。
29歳の杉田は今季、アンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)で日本男子史上3人目となるツアータイトルを獲得。国別対抗戦 デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦 日本vsブラジル(日本/大阪、靱テニスセンター)ではシングルスで2勝をあげ、日本の勝利に大きく貢献した。
先日の楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)では初のベスト8進出を果たし、大会後に発表された世界ランキングで自己最高の36位を記録。
錦織圭に次ぐ日本男子史上2人目の30位台へ浮上した。
現在行われている上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)では1回戦で
S・クエリー(アメリカ)に敗れて初戦敗退となっていた。
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