男子テニスの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)は3日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク40位の
杉田祐一は対戦相手の
B・ペール(フランス)が6-4時点で途中棄権したため、大会初の初戦突破を果たした。
>>杉田ら楽天オープン対戦表<<>>杉田vsラオニッチ 1ポイント速報<<第1セット、杉田はサービスが安定しないペールから第3ゲームで先にブレークに成功。第4ゲームでブレークバックを許したが、第7ゲームで再びブレークし、リードを守ってこのセットを先取。
続く第2セット、第1ゲーム途中でペールが棄権を申し入れ、思わぬ形で初戦突破を果たした。
2回戦では、第3シードの
M・ラオニッチ(カナダ)と対戦する。ラオニッチは、1回戦で世界ランク55位の
V・トロイキ(セルビア)をストレートで下しての勝ち上がり。
29歳の杉田は今季、7月のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)で
松岡修造、
錦織圭に次ぐ日本男子史上3人目のツアータイトルを獲得。また、デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本vsブラジル(日本/大阪、靱テニスセンター)ではエースとして2勝をあげ、ワールドグループ残留に大きく貢献した。
前週の成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)では自身2度目のツアーベスト4進出を果たしたが、準決勝で
D・イストミン(ウズベキスタン)にフルセットで敗れた。
また、その他の日本勢では、ワイルドカードで出場の
ダニエル太郎と
内山靖崇、
添田豪、予選勝者の
高橋悠介が出場。内山は2回戦進出を果たしたが、添田と高橋は初戦突破とはならなかった。
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