男子テニスの成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)は30日、シングルス準決勝が行われ、第5シードの
杉田祐一は世界ランク78位の
D・イストミン(ウズベキスタン)に2-6, 7-6 (7-4), 0-6のフルセットで敗れ、ツアー初優勝を果たした今年7月のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)に続く今季2度目の決勝進出とはならなかった。
>>杉田ら楽天オープン対戦表<<この日、杉田は第1セットを落としたが、第2セットは先にブレークに成功。第8ゲームではミスを重ねてブレークバックを許したが、タイブレークの末にセットカウント1-1に追いつく。しかし、ファイナルセットは元世界ランク33位のイストミンの強打に押され、準決勝敗退となった。
杉田は、10月2日から開幕する楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)1回戦で、2015年に準優勝を飾った
B・ペール(フランス)と対戦する。
一方、勝利したイストミンは決勝で、
M・バグダティス(キプロス)と
G・ペラ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
現在31歳のイストミンは、2015年のAEGONノッティンガム・オープン(イギリス/ノッティンガム、芝、ATP250)でツアー初優勝。今年は1月の全米オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)2回戦で
N・ジョコビッチ(セルビア)を破り注目を集めた。
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