女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2017(東京/有明コロシアム、ハード、プレミア)は21日、ダブルス準々決勝が行われ、ベスト4進出とはならなかった
奈良くるみ/
尾崎里紗組は、試合後の会見で「負けてしまったけど、次に繋がる試合だったと思います」と振り返った。
>>東レPPO 対戦表<<準々決勝、奈良/ 尾崎組は
D・ガブリロワ(オーストラリア)/
D・カサキナ(ロシア)組と対戦。第1セットでは1ゲームしか取れずに落とし、続く第2セットから徐々にギアを上げていくも一歩及ばず、1-6, 4-6のストレートで敗れた。試合時間は1時間5分。
試合については「ファーストセットは40-40でほとんどのゲームを落としてしまって、そこが取れてたら相手にプレッシャーをかけられるところもあったと思う。けど、ダブルスの楽しさも味わえましたし、こうやっていけば自分たちのダブルスでも勝てるんじゃないかというのが見えた」と語った奈良。
続けて、尾崎は「今回奈良選手と出場して楽しく出来ましたし、私たちにとって良い経験が出来たんじゃないかなと思います」と話していた。
続けて「観客の方たちから頑張れ!など暖かい応援が多くて、凄く力になってます。ポーチボレーを決めた場面でも盛り上がってくれて凄く楽しく出来ました」と尾崎が語ったように、この試合も多くの観客が足を運び、会場は大いに盛り上がっていた。
また、奈良は同日のシングルス2回戦で第9シードの
C・ガルシア(フランス)を対戦するも、1-6, 3-6のストレートで敗れて大会初のベスト8進出とはならなかった。
シングルスについて奈良は「自分のプレーをさせてもらえなかったのもありますし、強打してくる相手に対してどうにかロングラリーに持っていかなければ勝てなかったと思う。今日は自分のボールがちょっと浅かったので、相手に入り込まれてしまった。今日はいっぱい課題が見えた試合だったと思います」と振り返っていた。
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