大坂初戦敗退ケルバーは手応え

会見でコメントした大坂なおみ

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女子テニスの東レパンパシフィックオープンテニストーナメント2017（東京/有明コロシアム、ハード、プレミア）は１８日、シングルス１回戦が行われ、世界ランク４４位の大坂なおみは第７シードのＡ・ケルバー（ドイツ）に3-6, 4-6のストレートで敗れ、初戦で姿を消した。

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今年の全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）１回戦で大坂は昨年女王のケルバーをストレートで破る金星をあげていたが、この日は１時間２２分でストレート負けを喫した。

試合後の会見で大坂は「今日の彼女（ケルバー）はとても良く、全米オープンの時よりフォアハンド側へサービスを打ってきた。大きなプレッシャーは感じなかった」と振り返った。

大坂を破ったケルバー

勝利したケルバーは「全米オープンで負けたばかりだったから、タフな試合だった。敗戦からポジティブな部分を得て、前回よりいい試合をしようと思っていた。今回の結果を出せたのは良かった」と手応えを得ていた。

東レパンパシフィックオープンテニストーナメントで準優勝を飾った大坂は、前週のジャパンウィメンズオープン（日本/東京、ハード、WTAインターナショナル）１回戦で奈良くるみに敗れており、２週連続の初戦敗退となった。

その他の日本勢では、同日の１回戦で奈良くるみが逆転勝利をおさめて２回戦へ進出。尾崎里紗は１９日の１回戦に臨む。

第１シードは今年のウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）を制したＧ・ムグルサ（スペイン）、第２シードはＫa・プリスコバ（チェコ共和国）、第３シードはＣ・ウォズニアッキ（デンマーク）、第４シードはＪ・コンタ（英国）、第５シードはチブルコワ。

第８シードのＫ・ムラデノヴィック（フランス）は１回戦でワン・チャン（中国）に0-6, 0-6で敗れた。

第６シードで出場予定だったＡ・ラドワンスカ（ポーランド）はウィルス性疾患で棄権し、Ｃ・ガルシア（フランス）が第９シードとなった。