テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は31日、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク80位の
日比野菜緒は同37位の
L・サファロバ(チェコ共和国)を1-6, 6-3, 2-6のフルセットで敗れ、四大大会初の3回戦進出とはならなかった。
>>全米OP対戦表<<この日、1ゲームしか取れずに第1セットを落とした日比野は、続く第2セットではサファロバに与えた3度のブレークチャンスを全てしのぎ、セットカウント1-1に追いつく。
その後、ファイナルセットでも果敢に攻める日比野だったが、勢いに乗ったサファロバに2度のブレークを許し、1時間44分で敗れた。
四大大会では、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の本戦に出場するが、いずれも1回戦で敗れていた日比野。
今大会は、1回戦で世界ランク36位の
C・ベリス(アメリカ)をフルセットで下し、念願の四大大会初勝利をあげていた。
一方、勝利したサファロバは3回戦で
奈良くるみと対戦する。奈良は、同日の2回戦で第8シードの
S・クズネツォワ(ロシア)を破る金星をあげて3回戦へ駒を進めた。
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