テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は29日、女子シングルス1回戦が行われ、第1シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)が世界ランク72位の
M・リネッタ(ポーランド)を6-2, 6-1のストレートで下し、2年連続の初戦突破を果たした。
>>全米OP対戦表<<この日、8本のサービスエースを放ったプリスコバは、5度のブレークに成功して1時間18分で勝利を手にした。
2回戦では、世界ランク75位の
V・セペダ=ロイ(パラグアイ)と予選勝者の
N・ギブズ(アメリカ)のどちらかと顔を合わせる。
25歳のプリスコバは昨年の全米オープンで決勝進出を果たしたが、
A・ケルバー(ドイツ)にフルセットで敗れて四大大会初優勝を逃していた。
今シーズンは、開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTAプレミア)を始めとするツアー3大会でタイトルを獲得。ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)後には世界ランク1位に上り詰め、女子プロテニス協会のWTA史上では23人目のナンバー1プレーヤーとなった。
前哨戦のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTAプレミア5)ではベスト4進出を果たしたが、準決勝で今年のウィンブルドン覇者である
G・ムグルサ(スペイン)にストレートで敗れた。
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