テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、第13シードの
J・ソック(アメリカ)は世界ランク73位の
J・トンプソン(オーストラリア)に2-6, 6-7 (12-14), 6-1, 7-5, 4-6のフルセットで敗れ、初戦で姿を消した。
>>全米OP対戦表<<>>杉田 全米OP初戦1ポイント速報<<この試合、ソックはトンプソンに4ゲーム連取を許して第1セットでを落とすと、続く第2セットも大接戦の末に奪われ崖っぷちに追い込まれる。
しかし、後がないソックは第3セットをあっさり取ると、第4セットでは第9ゲームで相手のマッチポイントをしのぎ、セットカウント2-2とする。
勝負の決まるファイナルセットではトンプソンが先にブレークし、ソックがそれを追いかける展開に。ブレークバックしたものの、第9ゲームで再びブレークを許し、そのまま流れを戻すことが出来ずに、3時間56分でビッグマッチに決着が着いた。
ソックは現在世界ランキング16位で、アメリカ人男子でナンバー2に位置している。今年は3大会で優勝を果たしているが、前哨戦のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では1回戦で
杉田祐一に敗れていた。
一方、勝利したトンプソンは2回戦で世界ランキング82位の
T・ファビアーノ(イタリア)と対戦する。ファビアーノは1回戦で予選勝者の
J・P・スミス(オーストラリア)を破っての勝ち上がり。
23歳のトンプソンは今年のAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)1回戦で当時世界ランキング1位の
A・マレー(英国)に勝利したことで話題となった。
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