全国から集まった小学生が日本一を競う第35回第一生命全国小学生テニス選手権大会(東京/相娯園総合グラウンドテニスコート、クレー)は大会最終日の30日、女子シングルス決勝が行われ、双子の妹で第1シードの虫賀心央(愛知/一宮市立奥小学校)が姉で第2シードの虫賀愛央(愛知/一宮市立奥小学校)を7-5, 3-6, 6-3のフルセットで下して姉妹対決を制し、優勝を飾った。
この試合の序盤、ミスが目立った虫賀心央だったが、徐々に建て直して第1セットを先取。続く第2セットを落としたものの、粘る虫賀愛央を突き放してファイナルセットをものにし、全国制覇を成し遂げた。
準優勝の虫賀愛央
今大会、虫賀心央は2回戦で瀬戸祐希奈(富山/氷見市立朝日丘小学校)、3回戦で神鳥ひかる(愛知/春日井市立高座小学校)、準々決勝で中里亜優菜(神奈川/横浜市立平沼小学校)、準決勝で齋藤咲良(群馬/前橋市立二之宮小学校)に勝利し、1セットも落とすことなく決勝まで勝ち上がっていた。
過去の全国小学生テニス選手権大会では、男子テニスで世界ランク8位の
錦織圭が2001年にタイトルを獲得。その他は、
添田豪が1996年に、
内山靖崇が2004年に、
西岡良仁が2007年に全国制覇を成し遂げた。
女子では
奈良くるみが2002年に準優勝、2003年に優勝。
尾崎里紗は2006年に優勝を果たした。
昨年は、男子が中村健太(千葉/習志野市立大久保東小学校)、女子は久保杏夏(広島/広島市立古市小学校)が日本一に輝いた。
女子決勝の結果は下記の通り。
【女子決勝】(1)虫賀心央(愛知/一宮市立奥小学校) 7-5, 3-6, 6-3 (2)虫賀愛央(愛知/一宮市立奥小学校)
■関連ニュース■
・錦織も優勝した全小・全小 男子2日目結果一覧・全小 女子2日目結果一覧