全国から集まった小学生が日本一を競う第35回第一生命全国小学生テニス選手権大会(東京/相娯園総合グラウンドテニスコート、クレー)は大会初日の28日、女子シングルス2回戦が行われ、第1シードの虫賀心央(愛知/一宮市立奥小学校)が瀬戸祐希奈(富山/氷見市立朝日丘小学校)に6-3, 6-2のストレートで勝利し、3回戦進出を果たした。
今大会、上位16シードは1回戦免除のため、虫賀は2回戦からの登場となった。
サウスポーの虫賀は、深いボールをコントロールして主導権を握り第1セットを先取。続く第2セットでも多くのウィナーを奪い、ストレートで勝利を手にした。
瀬戸祐希奈
3回戦では神鳥ひかる(愛知/春日井市立高座小学校)と対戦する。神鳥は、2回戦で友枝夢(福岡/福岡市立金山小学校 )を6-3、4-6、6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
また、第2シードの虫賀愛央も2回戦で畭凛花(大阪/吹田市立千里第三小学校)を6-1, 6-1のストレートで下して3回戦に駒を進めた。
過去の全国小学生テニス選手権大会では、男子テニスで世界ランク8位の
錦織圭が2001年にタイトルを獲得。その他は、
添田豪が1996年に優勝、
内山靖崇が2004年に優勝、
西岡良仁が2007年に優勝を飾っている。
女子では
奈良くるみが2002年に準優勝、2003年に優勝。
尾崎里紗は2006年に優勝した。
昨年は、男子が中村健太(千葉/習志野市立大久保東小学校)、女子は久保杏夏(広島/広島市立古市小学校)が日本一に輝いた。
■関連ニュース■
・中村健太 完勝で日本一に・久保杏夏が優勝 日本一に輝く・全小最終日 日本一決まる