全国から集まった小学生が日本一を競う第34回第一生命全国小学生テニス選手権大会(東京/相娯園総合グラウンドテニスコート、クレー)は大会最終日の30日、女子シングルス決勝戦が行われ、第1シードの久保 杏夏(広島/広島市立古市小学校)が第2シードの古賀 彩花(千葉/野田市立みずき小学校)を6-2, 6-4のストレートで破り優勝を飾った。
決勝戦、久保は正確で鋭いショットを武器にリターンエースを狙うなどで圧倒し、第1セットを先取。続く第2セットでは追い上げてきた古賀に苦戦するも、最後は振りきり勝利を手にした。
惜しくも準優勝となった古賀彩花
今大会、久保は初戦の2回戦で丸山 麗菜(神奈川/横浜市立小菅ヶ谷小学校)、3回戦で城 碧海(宮城/仙台市立西多賀小学校)、準々決勝で麻坂 芽生(東京/江戸川区立東葛西小学校)、準決勝で田中 愛美(大阪/大阪市立北粉浜小学校)、決勝で古賀を破り、日本一の座に輝いた。
同大会では、男子テニスで世界ランク6位の
錦織圭(日本)が2001年に優勝。その他では
添田豪(日本)は1996年に優勝、
守屋宏紀(日本)は2002年に準優勝、
関口周一(日本)は2003年に準優勝、
内山靖崇(日本)は2004年に優勝、
西岡良仁(日本)は2007年に優勝、
中川直樹(日本)は2008年に準優勝している。
女子では
奈良くるみ(日本)が2002年に準優勝、2003年に優勝。
尾崎里紗(日本)は2006年に優勝した。
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