男子テニスのスイス・オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、クレー、ATP250)は26日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク113位の
D・ブラウン(ドイツ)は同82位の
D・イストミン(ウズベキスタン)に3-6, 1-6のストレートで敗れ、わずか39分でコートから姿を消した。
トリッキーなプレーで知られるブラウンは、この日も相手を翻弄する独特のプレースタイルで試合を展開。しかし、イストミンのサービスゲームを1度も破れずに第1セットを落とした。
続く第2セット、1ブレークダウンで迎えた第5ゲームでは、リターンエースが決まってイストミンが2度目のブレークに成功した際、ブラウンはフラストレーションから膝でラケットを折ってコートへ思い切り叩きつけ、最後はそのラケットをコート外へ投げる場面も見られた。
その後も流れを掴めなかったブラウンは、為す術なくわずか39分で2回戦敗退となった。
ブラウンは今大会、1回戦で第7シードの
D・ラヨビッチ(セルビア)をストレートで下しての勝ち上がりだった。
一方、ベスト8進出を果たしたイストミンは準々決勝で第2シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。
■関連ニュース■
・錦織 ラケット破壊を語る・ラケット直撃で激しい口論に・ラケット4本破壊で初戦敗退