7月3日に開幕するテニスのウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)は1日、今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を制した第4シードの
R・ナダル(スペイン)が会見で「テニス選手になってから、最大の目標の1つがウィンブルドン」と語った。
>>錦織vsチェッキナート 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<>>ウィンブルドン賞金一覧<<今シーズンのナダルは圧倒的な強さを見せており、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝を飾ると、クレーシーズンでは全仏オープンを含め4大会でタイトルを獲得。
全仏オープンでは1セットも落とさずに史上最多10度目の優勝を果たし、オープン化以降で男女を通じて同一の四大大会を10度制したのはナダルが初で、前人未到の偉業を成し遂げた。
今大会前哨戦のAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)を欠場したナダルは「芝への準備はゆっくり取り組む方が良いという決断に至った。毎日少しずつマヨルカ島で練習していた」と説明。
今回はコーチの
C・モヤ(スペイン)が帯同しないことについては「彼(モヤ)も3人の子供がいる。トニーも相変わらず一緒にいてくれるし、カルロス(モヤ)には休んでもらっている。最高のチームになっているし、それで満足している」とコメントした。
ウィンブルドンでは2008・2010年に優勝しているが、近年は早期敗退や欠場など好成績を残せていないナダルは「出場する大会は全て高いモチベーションで臨んでいる。そうでなければ出場していない。ここウィンブルドンでプレーするのは、自分にとって特別」と心境を明かした。
初戦では、
J・ミルマン(オーストラリア)と対戦する。上位シード勢が勝ち進むと、3回戦で第30シードの
K・カチャノフ(ロシア)、4回戦で第16シードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)、準々決勝で第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)か第9シードの
錦織圭と対戦する組み合わせ。
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