男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は22日、シングルス2回戦が行われ、臀部の痛みで途中棄権した第3シードの
錦織圭は、試合後に自身公式アプリ「KEI NISHIKORI」を更新し「昨年の楽天ジャパン・ オープン(日本/東京、ハード、ATP500)時に負った怪我にとても似ている」と綴った。
>>ゲリー・ウェバーOP対戦表<<この日、世界ランク9位の錦織は21歳で同38位の
K・カチャノフ(ロシア)と対戦。互いにサービスキープが続いて迎えた第5ゲーム、錦織はバックハンドを放った際に臀部を痛めた。このゲーム終了後にトレーナーから治療を受けて再開したが、ボールを追うこともままならない錦織は、試合を続行することが出来ず無念の途中棄権となった。
試合を振り返り「残念ながら、試合を途中でストップしなければならなかった。第1セットのゲームカウント2-2の時点で、背中が動かなくなった」と明かした。
今回の棄権で、2015年のゲリー・ウェバー・オープンから芝で5大会連続、下部大会を含めると9度目の棄権となった。
7月3日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に不安を残した錦織は「ウィンブルドンを欠場するわけにはいかないので、すぐにコートに戻れるよう最善を尽くす」と締めくくった。
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