女子テニスツアーのリコー・オープン(オランダ/スヘルトヘンボシュ、芝、WTAインターナショナル)は16日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
K・ムラデノヴィック(フランス)は第7シードの
L・ツレンコ(ウクライナ)に1-6, 3-6のストレートで敗れ、2年連続のベスト4進出とはならなかった。
>>メルセデスカップ対戦表<<この日、ムラデノヴィックはツレンコのサービスゲームを1度も破ることが出来ず、1時間2分で敗退となった。
両者は今季、アビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、WTAインターナショナル)決勝でも顔を合わせており、この時もムラデノヴィックがストレートで敗れていた。
24歳のムラデノヴィックは、今シーズン好調をキープ。サンクトペテルブルグ・レディース・トロフィー(ロシア/サンクトペテルブルク、ハード、WTAプレミア)でツアー初タイトルを獲得すると、アビエルト・メキシコ・テルセル、ポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTAプレミア)、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、プレミア マンダトリー)で準優勝を飾った。
前週まで行われていた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では、地元の声援を力に四大大会初のベスト8進出を果たしていた。
一方、勝利したツレンコは準決勝で、世界ランク49位の
A・コンタベイト(エストニア)と対戦する。コンタベイトは、準々決勝で
C・ウィットフェフト(ドイツ)を下しての勝ち上がり。
また、同日の準々決勝では第5シードの
A・コニュー(クロアチア)が
E・ロディナ(ロシア)に6-3, 6-7 (4-7), 7-6 (12-10)のフルセットで、
N・ヴィクリャンセバ(ロシア)がワイルドカードで出場の
A・ルス(オランダ)に6-3, 6-2のストレートで勝利して準決勝に駒を進めた。
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