男子テニスのメルセデス・カップ(ドイツ/シュツットガルト、芝、ATP250)に出場する第1シードの
R・フェデラー(スイス)と今季限りで引退を表明している39歳の
T・ハース(ドイツ)は12日、シュツットガルト市内の宮殿広場で行われたイベントに参加し、ミニテニスを披露した。
>>フェデラーらメルセデス対戦表<< 今大会、上位4シードは1回戦免除のため、フェデラーは2回戦からの登場。初戦では、ハースと世界ランク75位の
PH・エルベール(フランス)の勝者と対戦する。
35歳のフェデラーは今季、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、 グランドスラム)、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)の3大会でタイトルを獲得。
その後は、芝シーズンへ向けた調整と休養のために全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を含む全てのクレー大会をスキップしており、今大会が約3カ月ぶりの実戦となる。
今季限りで引退することを表明している世界ランク302位のハースは、ツアー15大会でタイトルを獲得しており、2002年には自己最高の世界ランク2位を記録した。今シーズンは、ここまで4勝8敗で早期敗退が続いている。
今大会の上位シード勢は、第1シードがフェデラー、第2シードが
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第3シードが
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第4シードが
L・プイユ(フランス)、第5シードが
S・ジョンソン(アメリカ)、第6シードが
M・ズベレフ(ドイツ)、第7シードが
G・シモン(フランス)、第8シードが
V・トロイキ(セルビア)。
昨年は、
D・ティーム(オーストリア)が
P・コールシュライバー(ドイツ)を逆転で下してタイトルを獲得した。


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